どすこいプロレスプロモーション/4周年記念大会「夢進」試合結果解説
≪試合結果≫
当日の写真、順次掲載していきますので、お楽しみに! |
<メインエベント 60分1本> ○藤波辰爾、豊田真奈美(14分51秒 ドラゴン・スリーパー)●維新力、井上京子
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維新力、藤波で始まる。維新力は相撲対決を要求するとこれに応える藤波。しかし立ち会い変わられいきなり
スリーパーホールドで攻められる。このあとグラウンドレスリングで観衆をわかせる。しかしIWGPのタイトルを
保持したことのある藤波に一日の長があるのは否めないか。必死に食らいつく維新力にも観客から大きな拍手。
維新力は井上と交替。藤波は少し組み合っただけで豊田と交替。かつて全日本女子で何度も激闘を繰り広げ
ている二人は、激しく組み合う。豊田は井上をインディアン・デスロックから鍵固めに移行。これを返した井上は
やはりインディアン・デスロックのような体勢から体を反転させて自ら倒れ込み、そのまま膝を締め上げる。
場外に転落した井上に豊田はコーナー最上段からブランチャを敢行。場内に戻ると井上は豊田にパワーボムに
いくが、ここは藤波がカット。維新力と井上はダブル・ショルダーアタックで豊田を攻める。さらに維新力は豊田に
ギロチンドロップ、逆エビ、シュミット流バックブリーカーとたたみかけるもその都度、藤波のカットにあう。豊田も
ドロップキックで反撃すると藤波にタッチをするも維新力、井上はダブル・バックドロップで藤波を叩きつける。
ここで、この試合ここまで温存していた相撲ラリアットで藤波を攻撃。藤波もドラゴンスクリューからの足四の字
固めにいくが、ここは井上がカット。藤波は、伝家の宝刀ドラゴンスリーパーにいくが、井上がカット。
すると、今度は維新力が「掟破りだ!」と叫びながら何と藤波にドラゴンスリーパーを敢行。
これは豊田がカットすると、再び藤波がドラゴンスリーパー。
今度は井上が豊田にフォローされているのでたちまちギブアップしてしまい、無念の敗北となりました。
試合後、維新力は「今日は残念ながら負けてしまいましたが、来年は自分も50才の大台に乗ります。
来年こそ勝てるよう頑張ります。」と締めたあと、
恒例の「ヒー・フー・ミー、ドスコーイ」のコールで無事お開きとなりました。 |
<セミファイナル 45分1本>
松田慶三、○尾崎魔弓(13分32秒 片エビ固め)越中詩郎、●永島千佳世 |
   
  
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この試合は前の試合とは一転してストロングスタイル色の強い試合となった。
永島と尾崎で始まるかに見えたが、ここで尾崎は「越中出てこい!」とアピール。これに応えた越中は先発を買って
出る。ゴングと同時に越中はいきなり尾崎の髪を掻き毟る。さらにパンチ、キックで尾崎を攻めるが尾崎もひるまず
反撃。顔面にパンチを見舞う。尾崎は松田と交替。激しいタックル、チョップの応酬となる。越中のご存じ「鉄のケツ」
の異名の必殺ヒップアタックが早くもさく裂。松田は替わった永島に滞空時間の長いブレーンバスターを敢行。
自軍に引きずり込むと尾崎はチェーンで永島の頭を痛めつける。松田もキャメルクラッチ、逆エビとたたみかける。
やっと越中と替わるとまたもや「鉄のケツ」ヒップアタックで松田を攻める。息を吹き返した永島もコーナー最上段
からのミサイルキックを見舞う。松田は尾崎に替わると永島と女子プロレスならではの激しい技の応酬。勝負に出た
永島はコーナー最上段からのフランケン・シュタイナーで尾崎を攻めるが決定打が出ない。永島は尾崎を押さえつ
けると、越中がコーナー最上段からの「鉄のケツ」を見舞おうとするが尾崎はうまくかわし永島に誤爆してしまう。
尾崎のタイミングのいいハイキックが永島の頭部にさく裂。そのまま片エビに仕留めた。
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<第三試合 30分1本>
○男色ディーノ、広田さくら(10分36秒 体固め)●ランジェリー武藤、アイガー |
  
   
  
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試合前から異様なムードにつつまれた。最初にリングインした広田さくらは紙吹雪を観客席に向かって投げてアピール。
次に登場した男色ディーノは、リングサイド付近にいる男性観客に抱きついたり、キスをしたりとやりたい放題。リングア
ナも「男色ディーノの行動には気を付けてください。」と注意していたが、性的被害に遭った人はざっと20人はいただろ
うか?このあと登場したランジェリー武藤はご存じグレート・ムタのパクリ、アイガーも化け物的怪奇ムードたっぷりの
パフォーマンスで入場したのだが完全に影をひそめてしまったようだ。やっと試合開始のゴングが鳴ると他の3人が
やりあう中、ここで一番目立たない存在の広田が「私も目立ちたいよ。」とばかりにコーナーロープの上で三点倒立。
これには他の3人も合わせるかのように、ランジェリーはコーナーロープの上で武藤敬司ポーズ。アイガーも、やはり
コーナーロープにかけのぼるとグレート・ムタばりに、毒霧ならぬ毒パウダー?を噴射。男色ディーノもコーナーにかけ
登ろうとしたが、すべってしまい、自らの股間を打ち付けてしまい悶絶。相変わらず、コーナーロープの上で3点倒立を
している広田にアイガーが突っかかろうとすると、ローリング式のヘッドシザースで返す。しかしアイガーに睨み付けられ
ると、広田は戦意喪失。男色デイーノもまともにプロレスをやる気が無いようで、お尻へのカンチョー攻撃や男性器を掴
んだりとやりたい放題。いつも膝に爆弾を抱えているランジェリーはこの日は膝の調子がいいような試合運びだったが、
観客から「膝が!」と言う野次が飛んだ瞬間、自ら膝を抱え込み倒れこんでしまう。
広田はアイガーにインディアン・デスロックを敢行。やっとまともな技が出てきたといった感じだ。観客からは拍手喝采。
このあと4人入り乱れての攻防が続く。
膝の痛みに耐えながらもランジェリー武藤はドラゴンスクリュー、シャインニング・ウィザードを繰り出す。
最後は男色ディーノがランジェリーの顔をタイツの中に入れての「男色ドライバー」と呼ばれる
ドリル・ア・ホール・パイルドライバーに仕留めた。 |
<第二試合 30分1本>
戸井克成、○GAMI(13分40秒 逆さ抑え込み)YOSHIYA、●カルロス天野 |
  
   
  
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試合前、お互い握手を交わし和やかな雰囲気で始まる。
YOSHIYAとGAMIで始まる。YOSHIYAは自ら手を叩き、観客に拍手を要求。GAMIは一瞬ムッとする。
YOSHIYAはリング内を逃げ回るような感じでなかなかGAMIと組み合おうとしない。一種の心理作戦か。
やっとのことで組み合い、GAMIはヘッドシザースに捉えるもYOSHIYAは難なく外す。
ここで、それぞれ交替。カルロスは戸井に腕ひしぎ逆十字で攻める。戸井もキックで反撃。
ここでGAMIはメガホン攻撃で流れを変えようとするも、レフェリーのチェックにあい、逆にYOSHIYAに
いいように攻められる。しかしGAMIも大柄のYOSHIYAにブレーンバスターを敢行。
替わった戸井もチョップから顔面へのストンピング、腹部へのフットスタンプとたたみかける。
YOSHIYAも蹴りで反撃。ここから両チーム勝負に出たようでコーナーからのドロップキック、フランケン・
シュタイナー、ジャーマン・スープレックスと繰り出すが、いずれも味方のカットにあい決定打が出ない。
GAMIの得意技のケンタッキー・ボムを仕掛けるもこれも失敗。最後は一瞬の隙をついたGAMIが
カルロスに逆さ抑え込み。これもカルロスは返すかなと思われたが、うまく自分の体重をあずけて
カウント・スリーが入り決着を付けた。 |
<オープニングマッチ 30分1本> ○星誕期、チェリー(9分45秒 アルゼンチン・バックブリーカー)●スモウ・リキ、ミスモンゴル
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オープニングは相撲色の高い試合となる。
星誕期はアルゼンチン生まれの元大相撲力士で十両まで昇進した。
スモウ・リキは毎度お馴染み、どすこいプロレス限定の本物の廻しを付けたマスクマン。
ミス・モンゴルは、横綱白鵬を始めとするモンゴル人力士達とのモンゴル繋がり的な感じがする。
チェリーだけが相撲と結びつく要素がないようだ。
星誕期とモンゴルで始まる。モンゴルは自らロープに飛び、ショルダーアタックを仕掛けるも両者譲らず。
星誕期はチェリーと交替。いきなり激しい空中戦になるが、モンゴルはスモウ・リキにタッチ。
スモウ・リキは、相撲の基本技は突っ張りだと言わんばかりにチェリーを自軍のコーナーに押し込むと、
胸板に突っ張りを見舞う。
場内からは「セクハラ!」の野次が飛ぶも馬耳東風と言った感じで突っ張り続ける。
チェリーも反撃するが、すかさず倒されたところをこれも相撲の基本の稽古は四股だとばかりに、
四股を踏むような形で胸板を踏みつける。モンゴルもキャメル・クラッチなどでチェリーを攻め続ける。
星誕期とやっと交替すると満を持したかのようにスモウ・リキをコーナーに飛ばすとショルダーアタック。
スモウ・リキに2人がかりの攻撃を仕掛けるもここは上手くかわしモンゴルにタッチ。
再びチェリーが攻め込まれるシーンが続くが、よく耐えたチェリーは星誕期に替わるとスモウ・リキに
ブレーン・バスターからアルゼンチン・バックブリーカーに仕留めた。 |
report&PHOTO by kodama☆ |